9月25日の誕生日の作曲家「ショスタコーヴィチ」

今日は、作曲家ショスタコーヴィチの誕生日です。1906年9月25日に生まれました。

ショスタコーヴィチは、今のロシアがソビエト連邦の頃の作曲家で、特に交響曲や弦楽四重奏が有名です。

この頃に同じように有名な作曲家シベリウスやプロコフィエフと共に、マーラー以降の最大の交響曲作曲家としての評価が確立され、世界的にも特に交響曲の大家として知られています。

また弦楽四重奏曲においてもとても素晴らしい曲を残し、芸術音楽における20世紀最大の作曲家の一人とも言われています。

ショスタコーヴィチの音楽には暗く重い雰囲気のものが多いのですが、その一方でポピュラー音楽も愛し、ジャズ風の軽快な作品も少なからず残しています。

ショスタコーヴィチの作曲した中でも特に有名なのは交響曲第5番、第7番、第10番と、弦楽四重奏曲第8番で、他にも歌劇の「ムツェンスク郡のマクベス夫人」は古今のオペラ傑作の一つとされています。

 

今回はその中から交響曲第5番をご紹介したいと思います。

交響曲第5番は、第4番などには見られるような先進的で、前衛的な複雑な音楽とは一線を画し、古典的な単純明瞭な構成が特徴となっています。

この交響曲第5番は、ロシア2月革命20周年という記念すべき年に初演され、これは熱烈な歓迎を受けました。そしてやがて国内外で同様に絶賛な評価を受けた作品です。

ご紹介する動画は第5番の中でも特によく聴かれる4楽章です。交響曲は全楽章を通すと40分位かかるので今回は4楽章のみにしました。

ともし気になるようでしたらぜひ全楽章を聴いてもらえればと思います。